fbpx

ターンオーバーとバリア機能

ターンオーバーとバリア機能

美しい健康な肌には①正常な表皮のターンオーバーと②肌を守るバリア機能が欠かせません正しいスキンケアをするためにもこの2つについて知っておきましょう

表皮の細胞は絶えず入れ替わっている

表皮は内側から基底層、有棘層、顆粒層、角質層と4つの層に分かれています。

基底層ではケラチノサイトと呼ばれる有核の表皮細胞が生まれ、有棘層、顆粒層と形を変えながら表皮表面に押し出されていき、核のない角質細胞になります。

この新しい角質細胞も角質層で肌を守る役割を果たした後は、劣化して*角片として剥がれ落ちていきます。

*垢やフケのこと

この基底層でケラチノサイトが生まれ垢として落ちていくまでの細胞が入れ替わる過程をターンオーバーといいます。

ターンオーバーには平均して約1ヵ月かかると言われています。

ケラチノサイトは表皮細胞の95%を占めており、残りの5%がメラニンを作るメラノサイト、免疫に重要な役割を果たしているランゲルハンス細胞、知覚に関する働きをするメルケル細胞などです。

順調なターンオーバーが美しい肌を作る

肌に傷がついても痕が残らず回復するのは、ターンオーバーによって表皮の細胞がいつも入れ替わっているためです。

加齢や日焼けなどの炎症が原因で、ターンオーバーが正常に行われないと、無核になるはずの角質細胞に核が現れて、角質層が分厚く硬くなります。

剥がれ落ちる角片も多くなって、肌表面の保湿力が低下して乾燥したり、ゴワゴワする肌荒れが起こります。

なめらかで柔らかい肌を保つにはターンオーバーが順調に行われることが必要です。

皮膚と体を守る角質層のバリア機能

角質層は、薄い角質細胞が何層にも重なってできています。

これは核のないいわば死んでいる細胞の集まりですが、肌が体を守る機能を果たす上で重要な役割を持っています。

ここでは角質層の構成とバリア機能について見てみましょう。

角質層細胞は、主に硬いケラチンと言うタンパク質でできていて、それがレンガの壁のように並んでいます。

これがバリアとなって、細菌やウィルスの侵入を防ぎ肌に必要な水分を保ちます。

壁をより強固にするためにレンガをくっつけるセメントのような役割を果たしているのが角質細胞間脂質です。

角質細胞間脂質はスフィンゴ糖脂質、コレステロール、脂肪酸が一分子つづ集まって構成されています。

特にスフィンゴ糖脂質の主要成分であるセラミドが、バリア機能を担っています。

セラミドは*ラメラ構造をとっており、どんなに乾燥した環境でもある量の水分を分子の形で細胞間脂質の間につなぎとめる働きがあります。

さらに角質細胞には天然保湿因子(NMF)が存在しています。

MNFの主要成分は、アミノ酸や水素などの水溶性の物質で、ケラチノサイトが角質細胞になるときに作り出されます。

水を大量に抱え込む性質があり、肌の潤いを保つのに重要な物質です。

*ラメラ構造 水の層と脂の層が交互に層状に並んでいる構造

参考文献 スキンケア大辞典 友利新監修(株)毎日コミュニケーションズ

Share this post


× Whatsapp us for more info